オーストラリアAリーグとスポーツベットの大解剖

オーストラリアAリーグとスポーツベットの大解剖

Aリーグはオーストラリア国内の最上級サッカーリーグで、12のクラブが参加していますが、2024/25シーズンからは13クラブに増え、新たにニュージーランドのオークランドFCが参入しました。

Aリーグの各チームの実力差が小さく、絶対的な支配者というチームは存在しないため、毎シーズンの競争は非常に激しいです。
 

クラブ
ファイナルシリーズ優勝
シーズン
レギュラーシーズン首位シーズン
シドニーFC
5
05/06,09/10,16/17,18/19,19/20
4
09/10,16/17,17/18,19/20
メルボルン・ビクトリー
4
06/07,08/09,14/15,17/18
3
06/07,08/09,14/15
セントラルコースト・マリナーズ
3
12/13,22/23,23/24
3
07/08, 11/12,23/24
ブリスベン・ロアー
3
10/11,11/12,13/14
2
10/11,13/14
メルボルン・シティ
1
20/21
3
20/21,21/22,22/23
アデレード・ユナイテッド
1
15/16
2
05/06,15/16
ニューカッスル・ジェッツ
1
07/08
-
-
ウェスタン・ユナイテッド
1
21/22
-
-
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
-
-
112/13
パース・グローリー
-
-
118/19

参考:wiki

Aリーグは毎年10月に開幕し、翌年の5月にシーズンを終了します。リーグはNBAやメジャーリーグサッカー(MLS)と似たような形式しており、27節のレギュラーシーズンが行われ、各クラブは首位を争います。その後、レギュラーシーズンの上位4チームが「ファイナルシリーズ」に進出し、プレーオフを戦い、最終的なリーグ優勝を決定します。

このフォーマットにより、シーズン終盤の試合は特に白熱し、サポーターの熱狂も高まります。

昇格降格制度がないため、チームは降格のリスクを抱えることなくプレーでき、Aリーグのスタイルはエンターテイメント性と観客を楽しませることを重視しています。

各チームはファンを惹きつけるために、ゴールを目指すドキドキ感を提供することを重視し、攻撃に重点を置いた戦術を採用することが多いです。そのため、攻撃的なアプローチが中心となり、試合のテンポスピードは速く、攻守の切り替えが早いダイナミックです。

守備を固めて引き分けを狙うチームは少なく、順位が低いチームであっても上位チームと対戦する際には全力で攻撃を仕掛けます。例えば、カウンターアタックやセットプレーを駆使して得点を狙うため、試合の観客にとっては非常に魅力的でダイナミックな展開となり、最後まで目が離せません。

モウリーニョのように守備を強調するチームは少なく、順位が低いチームであっても、上位チームと対戦する際には全力で攻撃を仕掛けます。

例えば、カウンターアタックやセットプレーを駆使して得点を狙うため、試合は観客にとって非常に魅力的でダイナミックな展開となり、最後まで目が離せません。このような攻撃的なアプローチは、Aリーグを特にエキサイティングなリーグにしています。


Aリーグの2023/24シーズンは、全部で38節あり、合計162試合が行われ、12クラブの総得点は540ゴールに達しました。これにより、試合ごとの平均得点は3.33ゴールとなり、攻撃的な戦術が特徴的です。首位のチームは49ゴールを記録し、最下位のチームも46ゴールを挙げており、順位に関わらず、得点力にほとんど差が見られません。

これに対して、2023/24シーズンのプレミアリーグでは、20クラブが合計1246ゴールを挙げ、イングランド1部リーグの歴史的な記録を更新しました。試合ごとの平均得点は3.27ゴールとなりました。

プレミアリーグはAリーグに比べて多くのゴールを記録しましたが、1試合あたりの得点数ではAリーグが若干上回っています。これは、Aリーグの攻撃的な戦術と速いペースが反映された結果と言えるでしょう。

このように、Aリーグは守備をないがしろにして攻撃重視でゴールを量産するリーグです。

そのため、Aリーグの試合に賭ける際は、合計ゴールで「オーバー」を選ぶのが賢明です。

 

また、Aリーグのチームは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での成績が振るわず、2007年の初出場から2024年まで、参加したAリーグチームの総成績は65勝69分100敗で、勝率は28%未満です。

さらに、ここ3年間はグループステージを突破できておらず、ACLでのパフォーマンスは低調です。これにより、オーストラリアはACLの出場枠が2枠から1枠に減少しました。

そのため、AリーグのチームがAFCチャンピオンズリーグに出場する際は、「勝利しないベット」を選ぶのが賢明です。

日本人選手 順位表